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【七霊SS】flocon de neige【文章リハビリ中】 

「07-GHOSTで同人復帰しそう…」とボヤいてたんですが予想通り萌えが暴発して物書き復帰しそうですw
数年振りに文章書いたら感覚が全くなくて怪奇文になってるんですが一本仕上げたのでUPしてみましt(ry
本当は先にアヤテイ小説を書いてたんですが、そっちはまだ途中までしか書けてなくて今日浮かんだネタの「テイト←ミカエル」のSSもどきが七霊同人の一本目となりました(笑)
ミカエルの口調が思ってたより難しくて何だか微妙な上に全体的に文章がカチコチに硬いんですが、そのへんをスルーして頂けると幸いです(TωT)
文章のリハビリはまだまだ続きそうだなぁ…どうやって話って書いてたんだっけorz

テイト←ミカエルSSもどきは追記に。
タイトルの【flocon de neige】は仏語で「氷の結晶」の意味ですよー。















静寂に包まれた真夜中に深々と降り積もる雪。
眠りから醒めた瞳に月明かりに照らされた青白い雪が映りこむ。
音も無く、ただ静かに振り続ける雪に翡翠の瞳が憂いを帯びると、ゆっくりと閉じられる。
何かを想うように、何かを抱えるように。
――――大事な大事な記憶を抱き締めるように。
翡翠の瞳を持つ少年の唇から小さな小さな言葉が紡がれる。
それはもう誰も覚えてはいないであろう言葉。
しかし嘗ては一つの王国で多くの国民が話していた言語。
雪の静寂に掻き消されてしまいそうな程に小さな声が祈りにも似た響きを持って
小さな部屋にゆっくりと広がっていく。

『―――主…』

賛美歌のような声が、ふつりと消えたかと思うと少年の唇から
同じ声音の…しかし絶対的に違う誰かの言葉が呟かれた。
閉じられていた瞼が、ゆっくりと開かれる。
そこに輝くには翡翠ではなく、紅い紅い深紅の瞳。
赤い瞳は、雪を一瞥するとその唇で小さく笑みを描く。

『主は雪を見るのが辛いのでしょう?』

愛しそうに呟いて、少年は自分で自分を抱き締めるように腕を回した。
その右手には瞳と同じ赤い石が仄かな光を持って輝く。
主、と呼ぶその声は純粋な…純粋すぎる程に盲目的な愛情を孕んで少年の耳に馴染む。
赤い瞳の少年は自分を抱き締めたまま微笑むと

『ならば、今は眠られていて下さい。全ての憂いから私が貴方を護ってあげます』

愛しくてたまらな小さな子供に聞かせるように囁いた。
窓の外で、屋根から落ちたらしい雪の塊が崩れる音が響く。
しんと静まり返った部屋に存在するのは少年ただ一人。
そう、"一人"の筈なのだ。しかし…

『主。愛しい主』

詠うように慈しむように。
翡翠の瞳の少年が紡いだ言語と同じ響きをもつ子守唄を歌う赤い瞳の少年は
決して、あの少年とは同じ人物ではない。
否、「人間」という括りをする事すら赦されない存在である。
支配される事を何よりも嫌う"彼"は、少年の為に優しい子守唄を歌い続ける。
小さな小さな…ただ一人の"主"の為に。
何よりも愛しい唯一無二の主の為に。
"彼"は主が望むのであれば世界を崩壊させる事さえ厭わないだろう。
"主"が望む事が"彼"にとっての絶対である以上、望みを叶える事が最上の至福。
それに、と赤い瞳の少年の唇の笑みが深くなる。

『我が主の魂は今までのどの魂よりも美しく清らかだ…』

魂だけではない。その容姿も含めて、こんなにも魅了された事は無い程に美しい。
赤い瞳の少年は微笑う。妖艶に酷薄に、残酷なまでの美しい笑みで。

『我が主を傷つけるものは何であろうとも私が決して赦さぬ』

少年の細い指が、持ち主の柔らかな頬をゆっくりと撫でる。
手の甲には赤い石が妖しく紅く光を放って、少年の白い頬を照らした。

『愛しい主…貴方を一番愛しているのは私だという事をどうか忘れないで』

頬を撫でた指先にそっと口付けながら紅い瞳の少年は、うっとりと囁くと
小柄な体をすっぽりとシーツに包ませるようにして、その瞳をゆっくりと閉じる。
やがて、眠る少年からは穏やかな寝息が聞こえ始めた。
雪は未だ降り続く。少年の夢の中でもまた…同じように。
優しく降り積もる雪の夢で小さく幼い子供が無邪気に笑う。
小さな子供が手を伸ばしたその先で優しい微笑みを浮かべた大人達が
両手を広げて子供へと腕を伸ばして抱き上げて
愛しい子供へ温かな愛情を惜しみなく捧げながら幸せそうに笑っていた。

それは、翡翠の少年が過ごした遠い遠い過去の記憶。
そして、もう二度と戻る事の出来ない悲しい記憶。
思い出すのは、辛い。だがそれ以上に―――愛しく思う。

だからこそ…雪の舞い振る夜に少年は夢を見る。
閉じられた瞳から、一筋の涙を溢しながら…










―FIN―



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「結局何が書きたかったの?」と突っ込まれても何の反論も出来ない件orz
『雪を見て切なくなるテイトを心配するミカエル』がネタだったんですが…どうしてこうなった(゜Д゜)
「主大好き!」なミカエルが好きなんですが盲目的とも呼べる愛情を注ぐミカエル様もまた美味しいですvv
アヤナミとはまた違った執着心があると思うんだ、ミカエル様には。
アヤテイ←ミカエルでネタ作ったら大変カオスな事になったんですが、いつか小説UPしてたら「おまっwww」と突っ込んで頂けると幸いです。
取り敢えずミカエル最強説ネタになったのは確かでした(笑)
文章…もっと柔らかい文面にしたいなぁ。すんごい固いorz

2011/10/10 Mon. 00:52 | trackback: -- | comment: -- | edit

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